やさしい基板実装基礎マニュアル

基板実装の基礎から実装まで基板実装に関するあらする知識を解説!

プレスフィットコネクタ実装のための実装技術

OKIジェイアイピーでは、プレスフィットコネクタ実装も対応しており、圧入圧力は5tの性能を保有し、1,000ピンクラスまでの多ピンプレスフィットコネクタにも対応しております。

プレスフィットコネクタとは圧入型の電子部品で、筐体とプレスフィット端子とよばれるコネクタ端子により構成されています。このプレスフィット端子をプリント基板のスルーホールに圧入することにより電気的接続します。プレスフィットコネクタの端子には特徴があり、従来の挿入部品と異なる点は、ばね性を有していることです。この端子をスルーホールへ圧入することにより、ばねの復元力で縮んだ分を戻そうとします。これにより、スルーホール内部で電気的な接続を担保しています。

1.工程の簡素化

プレスフィットコネクタを用いることにより、製造工程の簡略化につながり、はんだを用いずに実装するため、既に実装済みの電子部品に対するリフローやフロー工程の熱影響を最小限に抑えられます。また、はんだを使用しない為品質のばらつきを最小限に抑えられます。

2.高密度化が可能

従来の挿入部品と比べると、挿入端子近傍の配置禁止領域がフロー実装方式と比べて狭くなります。電子部品の配置可能領域が増えるため、より高密度に電子部品を配置できます。

プレスフィットコネクタ圧入装置が必要

圧入の際には上治具と下治具が必要です。上治具でプレスフィットコネクタ部品を押し込み、ピンの座屈などを防止するため下治具でプリント基板を保持します。また、多ピンのプレスフィットコネクタを圧入するには、数tクラスの圧力が必要です。

圧入圧力5tクラスの多ピンプレスフィットコネクタに対する実装が可能

弊社の最先端実装ラインでは、これらの技術課題を克服し、豊富な治具を揃えており多種多様のプレスフィットコネクタの圧入実装が可能です。

プレスフィットコネクタの実装でお困りの際には、ぜひ当社までご連絡ください。

プレスフィットコネクタの実装についてはOKIジェイアイピーにご連絡ください。
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